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17日にマグニチュード8.3のチリ地震。過去に世界最大記録の地震も [ニュース]

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南米のチリの沖合で日本時間の17日朝発生したマグニチュード8.3の巨大地震で、チリ政府は、これまでに5人が死亡したと発表しました。
また、アメリカの津波警報センターによりますと、チリの沿岸で、高さ4.6メートル余りの津波が観測されました。

16日午後7時54分ごろ(日本時間17日午前7時54分ごろ)、チリの首都サンティアゴから北北西に229キロ離れた沖合を震源とする大きな地震がありました。
アメリカの地質調査所によりますと、震源の深さは25キロ、地震の規模を示すマグニチュードは8.3と推定されています。

チリの防災当局は記者会見し、この地震でこれまでに5人が死亡、1人が行方不明になっていると発表しました。
また、被害は沿岸部だけでなく内陸部まで広がっているとしたうえで、津波の被害を防ぐために沿岸部に住むおよそ100万人を対象に避難を指示しているとしています。

一方、アメリカの津波警報センターによりますと、チリの沿岸では津波が観測されました。このうち、震源に近い町コキンボの沿岸で、地震発生からおよそ1時間半後の日本時間の17日午前9時25分に4.6メートル余りの津波が観測されたほか、バルパライソでは、その19分後に1.8メートル余りの津波が観測されました。

津波警報センターは今後、南太平洋のフランス領ポリネシアには高さ1メートルから3メートルの津波が、また、チリの北に位置するペルーとエクアドルや、日本を含む太平洋沿岸の広い範囲に高さ30センチから1メートルの津波が来るおそれがあるとして、警戒や注意を呼びかけています。

チリ地震は過去に世界最大のマグニチュード9.5を出したことがあります。

1960年 チリ地震 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%AA%E5%9C%B0%E9%9C%87_(1960%E5%B9%B4)

1960年という50年以上も前ですが、それ以外に8以上のマグニチュードを2010年と2014年の二回、数年前に起きていきます。


2010年 チリ地震  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%AA%E5%9C%B0%E9%9C%87_(2010%E5%B9%B4)

2014年 イキケ地震 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%82%B1%E5%9C%B0%E9%9C%87_(2014%E5%B9%B4)

ちなみに、東日本大震災はマグニチュード9.0と記録されています。


ニュースでは、よく「マグニチュード」と「震度」の二つを使い分けて報道しておりますが、「マグニチュード」は、地震そのものの大きさ(規模)を表すものさしなんだそうです。。一方「震度」は、ある大きさの地震が起きた時のわたしたちが生活している場所での揺れの強さのことを表します。
 マグニチュードと震度の関係は、例えば、マグニチュードの小さい地震でも震源からの距離が近いと地面は大きく揺れ、「震度」は大きくなります。また、マグニチュードの大きい地震でも震源からの距離が遠いと地面はあまり揺れなく、「震度」は小さくなります。

マグニチュードが6~8になるとよくニュースで取り上げられますが、震源が地表に近ければ小さい地震でも揺れるとなると、マグニチュードの他に震源の深さも気にした方がいいですね。



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