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木村拓哉、NHKのど自慢の無常な鐘に「ちょ、待てよ」 [エンタメ]

NHKのど自慢に出演したSMAPのキムタクこと木村拓哉さんが一般出場者に鳴らされた不合格者への鐘に納得できず、鐘奏者へ猛抗議!?

2015年8月30日に神奈川県秦野市で行われた「NHKのど自慢」にSMAPメンバー5人が生放送で初出演のほか、ゲストとして坂本冬美さんも出演し出場者は22組といつもより多かったようです。

そして、木村さんが鐘奏者に抗議する事態の発端となったのは、ある一組の男女の出場者だ。
地元秦野を社交ダンスで盛り上げるということで、長渕剛さん「乾杯」の演奏に合わせて社交ダンスを踊り、さらにそのまま歌い上げるというパフォーマンスをやってのけたらしいです。

踊りながら歌うというのは、アイドルしか見たことないのですが、片方やるだけでも体力は必要だというのに、本格的な社交ダンスをやりながら歌うとなると相当きついでしょう。
クルクルと回るなど激しく動きながらだったため、時折声がかすれはしたが、会場は大盛り上がり。中居正広さんは大爆笑。温かい雰囲気に包まれていた。

しかし、いよいよサビにかかり「乾杯!今…」と歌ったところで、鐘2つの空しい音が鳴ってしまった。

無題.png
https://twitter.com/hashtag/%E3%81%AE%E3%81%A9%E8%より引用

 すると最前列に座っていた木村さんは立ち上がり、一番後ろにいる鐘奏者のところまで行って猛抗議。マイクが入っていなかったため、抗議の内容は判明できませんが、さながらドラマのように「ちょ、待てよ」と言わんばかりの剣幕だったそうです。

いい感じに盛り上がっていたのに、水を差すような鐘2つの二つ。
パフォーマンスを邪魔したことなのか、ダンスと歌を披露してくれたのに鐘二つはないだろうということなのか、そんなところでしょう。

ステージ上では中居さんが「もうちょっとマイクが近かったら!」とフォローし、男性も「初めての体験だったので…」と肩で息をしながら応じていた。しかし、木村さんは納得できないのか、カメラに背を向け、ほかの出場者たちと興奮した様子で何かを話し続けていた。

「のど自慢」という意味では減点材料はあったのかもしれないが、会場からは大きな拍手が上がっていた。木村さんの抗議についてネットでは

「マジでいいやつじゃん」
「キムタクの温かさにホレた」
「やっぱキムタクいい人だ」

として「神対応」と称える声が上がっている。
その一方で、

「また木村がエエカッコしちゃって。NHK審査員の顔丸つぶれ」
「なかなかのウザさだな」
「判定員の人に失礼じゃない?」

などとスタンドプレー、出しゃばりと厳しく指摘する意見もありました。

難しい判定ですよね。地元を盛り上げるためのサービスではありますが、内申点として加えるべきか。でもこれはのど自慢だからちゃんと歌ってもらわないと……
特例か通常判定か審査員側としての判断だったのでしょう。

そういった賛否両論を知らない木村さんは、その後も、別の出場者が鐘2つだったことに再び抗議したり、ゲストコーナーの「SHAKE」では「鐘が2つでも、イライラしない~」と即興の替え歌を披露したりして会場を盛り上げた。
また、番組の最後には「ダンスで会場を沸かせてくれました」と、社交ダンスの2人に審査員特別賞を贈っています。

ちなみに、この日の放送は視聴率12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、2015年の最高を記録したそうです。


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